原油外交、複雑さ増す-ベネズエラがOPEC以外に支援要請

ベネズエラは世界の原油価格下落を 食い止めるため石油輸出国機構(OPEC)以外の国々の支援を求めて おり、OPEC総会を27日に控え原油市場をめぐる外交が複雑さを増し ている。

ベネズエラのマドゥロ大統領は17日、国営テレビ放送で、OPEC 加盟国に加え他の国々とも原油価格について「早急に」協議する会合開 催に向けロシアと調整を進めていることを明らかにした。

北米での供給増加に伴って原油価格が下落し、ベネズエラなど中南 米の国々は最も打撃を受けている地域の一つだ。英BPのデータによれ ば、シェール層とオイルサンドからの原油増産により米国とカナダの産 油量の合計は昨年、少なくとも1965年以来の高水準に達した。

スイスのコンサルティング会社ペトロマトリックスのマネジングデ ィレクター、オリビエ・ジェイコブ氏は電子メールで「OPEC以外の 国々が進んで支援するとは思わない。ベネズエラは米メキシコ湾に供給 されるカナダ産原油の増加を懸念する立場にある」と指摘した。

原題:Oil Diplomacy Takes New Twist as Venezuela Seeks Non-OPEC Help(抜粋)

--取材協力:Grant Smith.

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