クラレンに2250億円解約請求、運用資産の約25%-関係者

ヘッジファンド運営会社クラレン・ ロード・アセット・マネジメントは、運用資産額の約4分の1に相当す る顧客からの解約請求に直面している。事情に詳しい関係者2人が明ら かにした。米ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連 邦住宅貸付抵当公社)関連の投資価値の下落を受けて、10月に月間で過 去最大の損失を被ったことが影響した。

クラレンは米投資会社カーライル・グループが過半数の株式を保有 する。非公開企業であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったとこ ろでは、同社は年末に19億ドル(約2250億円)相当の解約を迫られてい る。同社の運用資産総額は73億ドル。同社の主力ファンドは、ファニー メイとフレディマックの優先株への投資の失敗が響き、10月のリターン がマイナス9.7%に落ち込んだ。

シティグループの元クレジットトレーダー、ブライアン・リアノ氏 やジョン・エッカーソン氏らが2005年に創業したクラレンは、今年のリ ターンが年間として初めてマイナスになる見通しだ。関係者によれば、 顧客からの解約請求額は、主力のクレジットファンド(運用資産額48億 ドル)が12億ドル、それより規模が小さいクレジットオポチュニティー ズ・ファンドが7億ドルに上るが、クラレンには解約に十二分に対応で きる手元資金の準備があるという。

クラレンは「05年の創業以来毎年プラスのリターンを実現してきた 投資手法に強い信頼を置いており、顧客の投資目標達成を手助けできる と期待している」と電子メールでコメントした。解約請求の具体的な額 は明らかにしていない。

原題:Claren Road Said to Face $1.9 Billion in Client Withdrawals (1)(抜粋)

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