米セールスフォース:11-1月の収益見通し、市場予想下回る

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インターネットベースの顧客管理ソ フトを販売する米セールスフォース・ドット・コムの2014年11月-15年 1月(第4四半期)の売上高と利益および16年1月期の売上高の見通し は、アナリストの予想を下回る数字となった。顧客企業が同社のソフト ウエアやサービス向けの支出を抑えている。

19日の発表資料によると、第4四半期の売上高は14億3600万-14 億4100万ドル(約1690億-1700億円)、一部費用を除く1株利益は13 -14セントの見通し。ブルームバーグが集計したアナリストの予想平均 は、売上高14億5000万ドル、1株利益15セントだった。

マーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)はデータ分析や法人向 けソーシャル・ネットワーク、マーケティングサービスなど新分野に参 入することで売り上げ増加に取り組んでいる。情報技術(IT)を活用 して営業部隊の効率化を図るセールスフォース・オートメーション (SFA)の下位市場はZOHOやシュガーCRMなどの競合他社が優 勢で、セールスフォースが主力のAソフトウエア事業を拡大するのは一 段と難しくなりそうな状況だと、ウェドブッシュ・セキュリティーズの アナリスト、スティーブン・ケーニグ氏は分析している。

発表を受け、セールスフォースの株価は時間外取引で一時、約4% 下落。通常取引終値は2.3%安の61.02ドルだった。年初来では約11%上 昇している。

同社は16年1月期について売上高が64億5000万-65億ドルになると の見通しを示した。アナリスト予想平均は66億6000万ドル。

8-10月(第3四半期)の純損失は3890万ドル(1株当たり6セン ト)となり、前年同期の1億2440万ドル(同21セント)から赤字幅が縮 小した。売上高は29%増の13億8000万ドル。一部項目を除いた1株利益 は14セントで、アナリスト予想平均の13セントを上回った。売上高の予 想平均は13億7000万ドルだった。

同社はこの日の別の届け出で、ジョージ・フー最高執行責任者 (COO)が12月2日から最長6カ月休職することを明らかにした。理 由は不明。

原題:Salesforce Forecasts Revenue, Profit That May Miss Estimates (1)(抜粋)

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