米上院、「キーストーン」パイプライン計画の承認に至らず

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米上院は18日、米国とカナダを結 ぶ80億ドル(約9400億円)規模の「キーストーンXL」石油パイプライ ン計画を承認するための法案の採決を行ったが、可決に必要な60票には 届かなかった。

投票結果は賛成59、反対41だった。共和党議員らは同党が上院で多 数派となる来年、法案成立を再び目指す方針を示している。共和党のベ イナー下院議長とマコネル上院院内総務は、同法案の可決を最優先課題 として掲げている。

オバマ大統領は国務省の審査を迂回(うかい)することになるとし て法案に反対してきた。議会から送付された場合、署名するかあるいは 拒否権を発動するかについては明言していない。

民主党上院指導部はこの数年間、同法案を本会議で取り上げること を拒否してきたが、ランドリュー上院議員(民主、ルイジアナ州)が指 導部を説得し、今回の採決に至った。同議員は法案が可決されれば、12 月6日の決選投票で自身が勝利する可能性は高まると主張していた。下 院は先週、同様の法案を可決済み。

キーストーンXL計画はカナダのパイプライン会社トランスカナダ が2008年に提案。モンタナ州やサウスダコタ州、ネブラスカ州を通じて カナダ産石油をメキシコ湾まで運ぶ。

原題:Senate Votes Against Keystone XL Pipeline After Six-Year Fight(抜粋)

--取材協力:Kathleen Miller.

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