ジレンマに陥るOPEC、減産なら米増産も-米ゴールドマン

原油価格押し上げに向けた「大規模 な」減産は石油輸出国機構(OPEC)の利益にならないとの見方を、 米ゴールドマン・サックス・グループが示した。米国のシェールオイル 増産につながる可能性が高いためとしている。

ゴールドマンは17日のリポートで、原油価格が弱気相場入りしたこ とにより減産の可能性が高まっているものの、日量50万バレルを超える 減産を実施すれば、価格上昇によって米国の増産を促すため2016年から さらなる減産が必要になるだろうと指摘した。サウジアラビアを含む OPEC加盟国の一部が減産要請に抵抗する一方で、それ以外の国々は 価格を下支えするため行動を取るよう求めている。

ジェフリー・カリー氏(ニューヨーク在勤)を含むアナリストらは リビアやイラン、ベネズエラ、OPEC2位の産油国であるイラクに言 及し、一部のOPEC加盟国の資金面のニーズを考慮すれば「大規模な 減産を実施するのは困難だろう」との見通しを示した。

原題:Goldman Says OPEC in Dilemma as Output Cut Seen Helping U.S. (1)(抜粋)

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