ロシアとウクライナ、新たな停戦協議の形式で対立

ウクライナとロシアが新たな停戦合 意に向けた取り組みをどう進めるかをめぐり対立している。ウクライナ のポロシェンコ大統領はロシアのプーチン大統領が送り込む部隊との 「全面戦争」に突入する準備が整っていると表明した。

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、ロ シアが「本格的な兵力を配備し」、兵員や武器をウクライナに送り込ん でいると批判。そうした中、ウクライナのヤツェニュク首相は危機緩和 に向けた新たな「ジュネーブ形式」の協議を呼び掛けた。これは4月に ジュネーブで実施された親ロシア派分離主義勢力を除いた形での協議の 枠組みだが、ロシアはこのジュネーブ形式での協議について、9月5日 のベラルーシの首都ミンスクでの停戦合意につながったプロセスを排除 するものだと批判した。

ロシアのラブロフ外相は18日にミンスクで、「ミンスク形式があ る」と主張。「この形式をなくそうとする試み、つまりウクライナ南 部・東部の分離主義勢力の代表者が脇へ置かれ、その間に『大人たち』 が話し合って今後のことを決める。このような試みは全くまやかしにす ぎない」と言明した。

一方、ウクライナのヤツェニュク首相はこの日キエフで、ジュネー ブ形式こそ「ウクライナ・ロシア関係の危機を解決する最も望ましい形 式」だと述べた。

NATOのストルテンベルグ事務総長はブリュッセルで、「ロシア は依然としてウクライナを不安定化させている」とし、「兵士や軍装備 品、戦車、迫撃砲に加え、高度な対空防衛システムの移動も目撃してい る」と述べた。

原題:Russia, Ukraine Dispute Talks Format as NATO Sees Buildup (1)(抜粋)

--取材協力:Patrick Donahue、James G. Neuger.

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