アジア・太平洋株式サマリー:上海指数が続落、印株ほぼ横ばい

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

中国株式相場は下落。上海総合指数が4営業日続落となった。上海 と香港の証券取引所による株式注文の相互取り次ぎ開始に伴う期待感が 後退した上に、中国政府が発表した新築住宅価格統計で景気減速懸念が 深まった。

中信証券(CITIC証券、600030 CH)は上海市場で2.7%安。香 港証取を運営する香港取引所(388 HK)は香港市場で2.4%安。前日 は4.5%下げていた。本土の投資家による香港株の買いは18日、1日当 たり取引上限(105億元=約2000億円)の8%に満たなかった。

本土市場では不動産開発の保利房地産集団(600048 CH)は2.7% 安。建設会社の中国建築(601668 CH)は3.1%安。10月の中国主要70都 市の新築住宅価格は1都市を除いて全て前月比で下落した。売れ残り物 件を減らすための値引きが影響した。

上海総合指数は前日比0.7%安の2456.37で終了。CSI300指数は 1%安。香港市場ではハンセン指数が1.1%下げ、ハンセン中国企業株 (H株)指数は1.2%下落した。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「証取接続は既に相場に 織り込まれた。物件価格が依然として高水準のため、住宅市場の弱い状 況は長引くだろう。景気の足かせとなる状況もなお続く可能性がある」 と述べた。

【インド株式市況】

インド株式相場は総じて上昇。景気改善の兆候が広がる中、指標の S&Pセンセックス指数は前日付けた過去最高値に近い水準にとどまっ た。

産銅会社セサ・スターライトは1カ月ぶりの大幅高、携帯電話サー ビスでインド最大手のブハルティ・エアテルは続伸となった。一方、時 価総額で国内最大の医薬品会社サン・ファーマシューティカル・インダ ストリーズは3営業日続落。

ムンバイ市場のセンセックス指数は前日比ほぼ変わらずの28163.29 で終了。銘柄数の多いS&P・BSE100種指数は0.1%高で、騰落比率 は約9対7だった。センセックス指数は今月に入り、それまでの最高値 を何度も更新。エネルギー値下がりを受けたインフレ鈍化でインド準備 銀行(中央銀行)に利下げ余地が生まれるとの楽観が背景で、海外勢に よるインド株買い越し額は13億ドルとなっている。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比12.85ポイント(0.2%)安 の5399.69。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比23.38ポイント(1.2%)高の1967.01。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比25.32ポイント(0.3%)安の8859.07。

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