武装パレスチナ人がエルサレムのユダヤ教会堂襲撃-4人殺害

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イスラエルのエルサレムで18日、銃 と刃物で武装したパレスチナ人2人がシナゴーグ(ユダヤ教会堂)を襲 撃し、信者4人を殺害した。ここ数カ月にエルサレムでは暴力行為が激 化している。

殺された4人のうち3人は米国とイスラエルの国籍を、残る1人は イスラエルと英国の国籍を持っていた。シナゴーグを襲撃した東エルサ レム出身の2人組は射殺され、パレスチナのグループが犯行を認めた。 イスラエルのアハロノビッツ警察相は兵士や治安部隊に非番時でも常に 武器を携行するよう促した。救急サービスの医師によれば、犠牲者らは 血だらけで倒れ、1人の腕は切り落とされていたという。

緊張悪化のきっかけは、パレスチナ人の若者がエルサレムで生きた まま焼かれた7月の事件。誘拐されたイスラエルの若者3人がヨルダン 川西岸で射殺されたことへの報復とみられている。

イスラエルのネタニヤフ首相と米国のケリー国務長官はこの日の襲 撃について、パレスチナ側があおったとして非難。ネタニヤフ首相はパ レスチナ自治政府のアッバス議長とパレスチナ自治区ガザを実効支配す るイスラム原理主義組織ハマスの指導者に責任があるとしている。アッ バス議長はシナゴーグ襲撃を非難し、平静さを保つよう呼び掛けた。

また、オバマ米大統領は「罪のない市民に対するこのような攻撃は 正当化できない」との声明を電子メールで発表。イスラエルとパレスチ ナ双方の指導者に「緊張を緩和し、暴力を排除し、和平に向かって前進 する道を探るため協力して取り組む」よう呼び掛けた。

原題:Four Killed in Palestinian Attack at Jerusalem Synagogue (3)(抜粋) 原題:Obama Calls Jerusalem Synagogue Attack ‘Horrific’(抜粋)

--取材協力:Saud Abu Ramadan.

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