【テクニカル分析】NZドルは短期的反発も、変則ダブルボトム形成か

ニュージーランド・ドルはテクニカ ル面からは変則的なダブルボトムを形成しつつあり、短期的に反発局面 入りする可能性があるとの見方が出ている。

NZドルは7日に1NZドル=0.7661米ドルと2012年6月以来の安 値を付けたが、その後は上昇に転じている。17日には一目均衡表の雲の 下限を一時突破し、18日も下限を挟んで取引されている。

IG証券の石川順一マーケットアナリストは、NZドルは過去2年 間重要なサポートポイントとなってきた0.77米ドルから再び反発し、上 値を試しているというのが現状だと説明。「7月高値から引いたレジス タンスラインを突破し、変則的ながら0.77米ドル前後でダブルボトム形 成に向けた動きが見られる」とし、目先は0.79米ドル台前半の雲の下限 と今年の安値から高値の23.6%戻しを突破できるかが焦点になると分析 する。

ブルームバーグ・データによると、一目均衡表の下限は18日時点 で0.7921米ドル。7月高値の0.8836米ドルから今月7日の安値までの下 落幅の23.6%戻しは0.7938米ドルとなる。

石川氏はまた、10月21日の高値を突破すれば、ダブルボトム形成と なり、その場合はテクニカル的に0.8370米ドルがターゲットになると分 析。もっとも、「ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)的には今 後米国の利上げ期待が高まるにつれ、NZドルは劣勢にならざるを得な い」とし、足元0.81米ドル台前半で今年の高安値の38.2%戻しとほぼ重 なっている雲の上限で上値が抑えられ、年末に向けては再度0.77米ドル を目指す可能性が高いとみている。

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