リセッションの時には何食べる?-ブラジルではロブスター

景気低迷と通貨下落で苦境に立たさ れているブラジルでは輸入品の購入が落ち込んでいる。ところが、リセ ッション(景気後退)の中で需要が高まっている米国生まれのものがあ る。外食チェーンのレッドロブスターだ。

中南米一の経済大国であるブラジルに一部の米外食チェーンが参入 を試みたがこれまではうまくいかなかった。米国のカジュアルレストラ ンチェーンが今、そのブラジルで事業を拡大している。

高級レストランは高過ぎるが、シャツを着用する必要のないバーよ りはおしゃれな雰囲気でディナーを楽しみたいと考える中流階級の消費 者の需要に対応するため、中華料理のPFチャンズやバーベキューリブ を提供するトニーローマなどの米レストランチェーンが進出している。

米プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社、ゴールデ ン・ゲート・キャピタル(GGC)に7月に買収されたレッドロブスタ ー・シーフードは今年、ブラジルで初めて2店舗を開店。さらに12店舗 の出店を計画している。

約10年前にブラジルでの事業を停止したダンキンブランズ・グルー プは、落ち着いた照明や高速無線LAN(構内情報通信網)のWiFi (ワイファイ)、ソファを設置したカフェ最大150店舗の出店を目指し ている。

ダンキンドーナツの中南米事業担当の最高サプライ責任者兼副社 長、スコット・マーフィー氏は「ブラジルは依然として経済大国の1つ であり好機に満ちている。中流階級が中核になるだろう」と指摘した。

原題:What to Eat in a Recession? Lobster, of Course: Corporate Brazil(抜粋)

--取材協力:David Biller、Vanessa Dezem.

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