ECB:銀行資産リスク評価モデルに介入強化-信頼回復目指す

欧州中央銀行(ECB)は、ユーロ 圏の金融システムの信頼回復に向けた取り組みの一環として、資産リス クの評価で銀行が用いる複雑なモデルへの監視を強化する方針だ。

資産リスクの計算手法は、ECBが先月まで1年かけて実施した銀 行の資産内容審査の対象には含まれていなかった。ECB当局者によれ ば、新たにユーロ圏単一の銀行監督機関となった同中銀は、リスク評価 モデルの検査を今後入念に実施し、域内における基準のばらつきを取り 除くことを目指す。

バーゼル銀行監督委員会も先週、ECBが財務の健全性を測る主要 な尺度として用いた自己資本比率について、国ごとのばらつきが「信頼 性を損なう」と指摘していた。

ECBのマイクロプルデンシャル監督部門の責任者コルビニアン・ イベル氏は17日のフランクフルトでの会議で、「少なくともユーロ圏に ついて監督基準を統一する責任をわれわれは感じている。これまでと異 なり、われわれのリスク分析について積極的に口をはさんでいくことに なろう」と語った。

原題:ECB Plans ‘Intrusive’ Scrutiny of Banks’ Risk-Weighting Models(抜粋)

--取材協力:Nicholas Comfort、Jeff Black、Boris Groendahl、Ben Moshinsky.

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