ハーバード大とUNCの当局者を提訴-アジア系を制限と主張

米ハーバード大学とノースカロライ ナ大学(UNC)チャペルヒル校の人種を基にした学生受け入れ方針が 入学条件を満たすアジア系の志願者の憲法上の権利を侵害しているとし て、両大学の運営当局が17日提訴された。

訴えたのは擁護団体スチューデンツ・フォー・フェア・アドミッシ ョンズ。同団体は両大学に入学を拒否された匿名の志願者を代表してい るとし、大学側が特定の人種を優遇する措置(アファーマティブアクシ ョン)を利用することはアジア系米国人の入学を違法に制限するものだ と主張している。

同団体はボストン連邦地裁で起こしたハーバード大の運営組織ハー バード・コープに対する訴えで、こうしたアジア系の志願者は「志願者 全体と競争できていないことを認識している」と指摘。また、グリーン ズボロの連邦地裁でも、UNCの当局者がアジア系米国人の志願者に悪 影響を与える多様性目標の達成を目指す入学方針を設けていると訴え た。

ハーバード大のロバート・イウリアノ法務顧問は17日、アファーマ ティブアクションを支持した先の高裁判断を引用し、同大の方針は「全 ての法的要求事項に完全に準拠し続けており、教育という使命を基盤と する目標の達成にとって欠くことのできないものだ」と述べた。

UNCで渉外を担当するリック・ホワイト氏は、現行の大学生受け 入れ方針とそのプロセスを同大は支持しているとのコメントを発表し た。

原題:Harvard Corp., UNC Officials Sued For Asian Admission Bias (2)(抜粋)

--取材協力:Michael McDonald.

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