ヘッジファンドは債券投資で逆張り-より長期の緩和維持予想

逆張りの債券投資家は昨年の今頃か らから今年にかけ、予想を的中させた。ヘッジファンドはこれに注目し ている。

投資信託の運用担当者は来年の米利上げを確信しているが、ヘッジ ファンドは反対の立場を取っている。シティグループがまとめたデータ によれば、景気低迷を受け米連邦準備制度理事会(FRB)がより長期 間にわたって金融緩和を維持するという悲観的なシナリオを描くこと で、ヘッジファンドの投資はうまくいきそうだ。

バンク・オブ・ニューヨーク(BNY)メロン・グローバル・マー ケッツのシニア債券ストラテジスト、マービン・ロー氏は「コンセンサ スに反した動きを取ることは今年これまでのところ正しかった」とした 上で、現在のコンセンサスは「15年のある時点でFRBが正常化のプロ セスを始めるとの想定だ」と述べた。

逆張りのヘッジファンドは、原油安や世界の成長鈍化に伴い、 FRBに金融引き締めを求める圧力が緩和されるとの見方から利益を得 られるポジションを取っている。

証券取引所で取引される先物を分析したシティの17日付リポートの データによると、ヘッジファンドは短期債相場の上昇を予想し、長期債 については弱気となっている。

原題:Hedge Funds Bet Against Fed’s Rate Plan in Contrarian Bond Trade(抜粋)

--取材協力:Liz Capo McCormick、Daniel Kruger、Joseph Ciolli.

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