11月の独ZEW景況感指数はプラス11.5-11カ月ぶりに改善

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ドイツの欧州経済研究センター (ZEW)がまとめた11月の独景況感指数は、11カ月ぶりに前月から上 昇した。経済規模でユーロ圏最大の同国がリセッション(景気後退)入 りを回避したことが背景にある。

ZEWが18日発表した11月の期待指数はプラス11.5と、前月のマイ ナス3.6から大きく改善した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエ コノミスト37人の予想中央値はプラス0.5だった。同指数は向こう6カ 月の見通しを示す。

ドイツの7-9月(第3四半期)国内総生産(GDP)は前期 比0.1%増と、マイナス成長だった4-6月(第2四半期)から持ち直 した。異例の景気刺激策を打ち出した欧州中央銀行(ECB)は、必要 ならば追加措置を講じると表明している。ユーロ圏の7-9月GDPは 前期比0.2%増と、エコノミスト予想を上回る伸びだった。

ライファイゼン・シュバイツ(チューリヒ)のエコノミスト、アレ グザンダー・コッホ氏は「最近のGDP統計はユーロ圏で極めて緩慢な 景気回復が続いていることを示した」とし、「ファンダメンタルズ(経 済の基礎的諸条件)からすれば、経済活動のスピードは上がらない」と 語った。

ZEWによれば、11月の現状指数は3.3と、10月の3.2から小幅上昇 した。ユーロ圏の期待指数は11と、10月の4.1を大きく上回った。

原題:German Investor Confidence Rises as Economy Skirts Recession (1)(抜粋) Germany November ZEW Investor Confidence: Summary (Table)(抜 粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Stefan Riecher、Stuart Metzler、Angela Cullen.

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