欧州債:イタリア債が上昇、ドラギ総裁が国債購入について言及

17日の欧州債市場ではイタリア国債 が上昇し、10年債利回りが約1カ月ぶりの低水準となった。欧州中央銀 行(ECB)の緩和策に国債購入が含まれる可能性をドラギ総裁が明言 したことが手掛かり。

スペイン国債は続伸した一方、ドイツ10年債は5営業日ぶりに値下 がり。日本経済が予想外にリセッション(景気後退)入りしたものの、 安全資産需要が減退している状況がうかがえた。

BNPパリバの債券ストラテジスト、イオアニス・ソコス氏(ロン ドン在勤)は、周辺国債の値上がりは「ドラギ総裁発言に直接の影響を 受けた。総裁はECBが資産購入を拡大する際の対象として国債を明示 的に挙げた」と発言。「ドイツ国債利回りは既に低いため、利回りを追 求する向きは一部の周辺国債でバランスシートを拡大する必要がある」 とも述べた。

ロンドン時間午後5時現在、イタリア10年債利回りは前週末比4ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.31%。一時は2.29% と、先月15日以来の低水準を付けた。同国債(表面利率2.5%、2024 年12月償還)価格は0.31上げ101.795。

ドイツ10年債利回りは2bp上げて0.80%。一時は0.77%まで下げ た。

原題:Italian Bonds Rise as Draghi Says ECB Could Buy Sovereign Debt(抜粋)

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