ディストレストローンの買い手、中国不動産開発企業を注視

ディストレストローンの買い手が中 国の不動産市場を注視している。不動産開発企業の債務は急増、同時に 中国経済の勢いは鈍化しているからだ。

野村ホールディングスとバンク・オブ・アメリカ(BOA)は、イ ンドとオーストラリア、韓国、インドネシア関連の取引で利益を上げて きたが、来年は中国の不動産開発企業にもっと注目する考えだ。

野村で日本を除くアジア地域におけるローンのセカンダリートレー ディング・スペシャルシチュエーションズ責任者のアンドルー・タン氏 は12日の電話取材に対して、「中国の不動産セクターについての不安は 大きい」と指摘。「市場に普通出てこないような著名企業のローン債権 が一斉に売られる場面があった。高利回りでストレストレベルだ」と話 した。

ブルームバーグの集計データによれば、中国の上場不動産開発会 社334社のうち負債が資本を上回っているのは136社と、全体の40%強に 上る。07年には57社だった。

BOAのグローバルクレジット・スペシャルシチュエーションズ・ グループ(香港)のマネジングディレクター、ケビン・サム氏は、多く の人が中国で大きな問題が生じると予想しているが、それがいつ起きる かを正確に言い当てるのは困難だと指摘。2015年は「次のディストレス トシチュエーションを待ちながら」よりディフェンシブな上位の担保付 ローンに資金を割り当てる戦略だと述べた。

原題:Distressed Loan Buyers Watch China Developers as Debt Rises (1)(抜粋)

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