豪州、中国とのFTA交渉が妥結-資源以外の輸出に弾み

オーストラリアと中国の自由貿易協 定(FTA)交渉が17日に妥結した。豪州は最大の経済パートナーであ る中国との関係を強固にし、資源輸出への依存を減らす。

アボット豪首相は中国の習近平国家主席とキャンベラで会談した後 に声明で交渉妥結を発表した。

豪コモンウェルス銀行によると、豪州の対中輸出は国内総生産 (GDP)の5.3%を占め、先進国で最も中国への依存度の高い国とな っている。両国間の貿易額は2013年に1510億豪ドル(約15兆3500億円) に達した。中国は豪州から資源・エネルギーを輸入し、豪州は中国から 主として安価な工業製品を購入している。

コモンウェルス銀のチーフ通貨・金利ストラテジスト兼国際経済担 当責任者、リチャード・グレース氏は、FTAが双方に恩恵をもたらす だろうとした上で、より経済規模の小さい豪州の方が相対的にプラス効 果が大きいとの見方を示した。

両国のFTA交渉は05年に始まったが、豪州の労働党前政権の下で 停滞していた。今回の妥結により、豪州が今年、貿易協定交渉で合意に 至った国は日本と韓国に次いで3カ国目となる。

原題:Australia-China Trade Deal to Drive Exports Beyond Mining (2)(抜粋)

--取材協力:Garfield Reynolds、David Stringer.

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