タイ:7-9月成長率、市場予想下回る-輸出の不振が響く

タイの7-9月(第3四半期)の経 済成長率は市場の予想を下回った。消費と投資が改善されたものの、輸 出の落ち込みを補うには不十分だった。

国家経済社会開発庁(NESDB)が17日発表した7-9月の国内 総生産(GDP)は前年同期比0.6%増加。ブルームバーグがまとめた アナリスト21人の予想中央値は1%増だった。

東南アジア2位の規模を誇るタイ経済は、洪水の被害を受けた2011 年以来の弱い状態にある。5月に実権を掌握した軍事政権のプラユット 暫定首相は約110億ドル(約1兆2730億円)規模の景気刺激策を発表 し、内需促進のための財政支出の拡大を約束している。

スタンダードチャータードのエコノミスト、ウサラ・ウィライピッ チ氏(バンコク在勤)は統計発表の段階で、「政府支出を背景に10-12 月(第4四半期)には景気回復の勢いが増すと見込んでいる」と指摘。 「今後数カ月で公共投資プロジェクトが実行されれば、タイ経済は早け れば2015年1-6月(上期)に正常な成長トレンドを回復するだろう」 と述べた。

原題:Thailand’s Economy Expands Less Than Estimated as Exports Falter(抜粋)

--取材協力:Anuchit Nguyen、Michael J. Munoz.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE