米スタンフォード大寄付基金、石油・天然ガス会社に投資

米スタンフォード大学の寄付基金は 7-9月(第3四半期)に石油・天然ガス会社3社に投資した。同基金 は株式公開している石炭採掘会社への直接投資を終了する方針を5月に 示している。

規制当局への13日の届け出によると、スタンフォード大寄付基金は 9月末時点で1550万ドル(約18億ドル)相当の米レックス・エナジー株 を購入。同社はペンシルベニア州を拠点とし、米北東部のマーセラスシ ェール層で水圧破砕による天然ガス開発を行っている。アルゼンチンの YPFとペトロブラス・アルヘンティーナの株式1110万ドル相当も取得 している。一方、約20万1000ドル相当を保有していた米エクソンモービ ル株については売却した。同基金の運用資産総額は6月時点で187億ド ル。

全米の大学による化石燃料への投資の停止を促す団体350.orgの 広報担当ディレクター、ジェイミー・ヘン氏は「スタンフォード大は石 炭とタールサンドへの投資を停止する方針を明確に示しているため、今 回の投資は同大の方針に反するものではない」と指摘。「これらの問題 に関して非常に前向きな姿勢を示している大学が、寄付基金の投資につ いては引き続き後ろ向きであるのは残念だ」と述べた。

スタンフォード大の広報担当部門にコメントを求める電子メールを 送信したが回答は得られていない。同大は一部の化石燃料生産会社への 投資停止に賛同する大学としては運用資産で最大規模。

原題:Stanford Endowment Adds Fracking Investments in 3rd Quarter (1)(抜粋)

--取材協力:Michael McDonald.

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