ロシアが最大の脅威、石油安で大統領の権力低下-BN調査

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ロシアが世界市場にとって最大の脅 威であり、石油相場の下落で最も打撃を受けると予想されている。ブル ームバーグ端末利用者を対象にした調査「ブルームバーグ・グローバ ル・ポール」で分かった。

世界の金融市場の最大のリスクとして5つの選択肢を示したとこ ろ、52%がウクライナ危機と回答。26%がイスラム過激派組織「イスラ ム国」を挙げた。エボラ出血熱は5%にとどまった。原油の値下がりで 最も恩恵を得るのは米国だと考えられている。

ロシアは現在、経済を空洞化させる恐れがある石油相場急落と、ウ クライナ問題に伴う制裁という二重の打撃にさらされている。ロシアの プーチン大統領は14日、原油安が世界最大のエネルギー輸出国である同 国にとって「壊滅的」となる恐れがあると発言。ロシアはウクライナに 戦車で脅しをかけているほか、軍用機による領空侵犯を続けている。

ノルディア銀行のクロスアセット販売の主任販売マネジャー、ミカ エル・シモンセン氏は電子メールで、「戦争の脅しで混乱を生み出し勢 力拡大を図る主権国家の存在で、ロシアとウクライナをめぐる情勢は一 段と危険になっている」と指摘。リスクプレミアムなどに影響を及ぼす 可能性があると述べた。

同調査はブルームバーグのユーザーである投資家やアナリスト、ト レーダー計510人を対象に世論調査会社セルザーが11、12日に実施。誤 差率はプラスマイナス4.3ポイント。

原油下落で最も利益を受けた国はどこかとの質問に対しては31%が 米国、18%が中国、15%が日本と回答した。

原題:Russia Seen as Greatest Threat in Poll as Oil Erodes Putin Power(抜粋)

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