【ECB要人発言録】ABS購入を開始へ-メルシュ氏

11月10日から11月16日までの欧州中 央銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏 名をクリックしてください)。

<11月14日> ノワイエ仏中銀総裁(仏紙レゼコーとのインタビューで):ECBは政 策の効果が出ていないと判断すれば、国債や社債を購入することが可能 だ。インフレがあまりに長く低過ぎる水準にとどまる危険がある。

クーレ理事(ワシントンで講演):ユーロ圏は生産性を高め投資を増や す必要がある。焦点を競争力から生産性にシフトすべきだ。金融政策は 十分に活用でき、また活用されなければならないが、景気刺激の全ての 負担を担うことができないのは明らかだ。

<11月13日> クーレ理事(ニューヨークで講演):ECBはこれ以上利下げしない。 金融政策姿勢は長期にわたり極めて緩和的な状態にとどまる。ユーロ圏 のインフレ率はECBの物価安定目標から遠く、懸念する十分な理由で はあるが、全面的なデフレのリスクは依然低い。

<11月12日> ドラギ総裁(ローマで講演):現行ルールにのっとった財政政策は緩和 的金融政策とともに投資拡大と減税につながる可能性があるが、製品市 場と労働市場に必要な構造改革を伴わなければ、力強く持続可能な成長 を復活させるには不十分だ。

バイトマン独連銀総裁(パッサウで講演):ECBが国債購入を決定す れば、それはいかなるものでもリスクを伴いユーロ参加国政府に誤った インセンティブを与える。ユーロ圏でのデフレスパイラルのリスクは限 定的。

バイトマン独連銀総裁(パッサウで講演):バランスシートが2012年の 早い段階の水準に戻るとの見通しはECBによる追加措置実施を自動的 に意味するわけではない。

<11月10日> メルシュ理事(ドイツ・ヘレンベルクで講演):カバード債で数週間前 に開始した資産購入プログラムを1週間後にABSで続行する。それが ユーロ圏の物価安定の保証に役立つ。国債を購入する決定はこれまで存 在しない。それは状況の悪化に備える理論上の仮想オプションだ。

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