中国の不良債権、05年以来最大の増加-景気に下押し圧力も

中国の不良債権が7-9月(第3四 半期)に2005年以降で最大の増加を記録した。銀行が信用リスク回避で 融資を制限するのに伴い、中国経済が一段と減速するとの懸念が強まっ た。

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の15日の発表によると、金融 機関が抱える不良債権は前四半期に比べて725億元(約1兆3800億円) 増加し、7669億元。融資全体に占める不良債権の比率は1.16%。6月末 時点は1.08%だった。

中国経済は1990年以来の低成長となる見通しで、事情に詳しい関係 者によれば、共産党指導部は2015年の成長率目標の引き下げを議論して いる。UBSによると、銀行が資産の質に対する懸念を一段と強め、リ スクテーク意欲が低下していることが、融資の伸び悩みにつながってい るという。

貸倒引当金による不良債権のカバー比率は9月末時点で247.2% と、6月末の262.9%から低下した。自己資本比率は12.93%と、3カ月 前の12.4%から上昇した。

原題:China Bad Loans Jump Most Since ’05 in Threat to Economic Growth(抜粋)

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