パウエルFRB理事:規制強化でリスクがファンドにシフト

米連邦準備制度理事会(FRB)の パウエル理事は14日、金融危機以後にレバレッジドローンをめぐるリス クが高まっていると述べるとともに、こうした資産に対する規制強化に 伴いローン債権の保有者が銀行以外の金融機関にシフトしていると指摘 した。

同理事はワシントンで開催された連邦準備制度の会議で、「銀行は 実際に危機後にリスクの高いシンジケートローン(協調融資)の組成数 を増やしている」と語った。またリスクの高まりとともに融資債権保有 者の構成が変化しており、「今は銀行ではなく、ヘッジファンドや年金 基金、その他の投資ファンドの保有分が増えている」と述べた。

パウエル理事は投資会社には平均的な信用リスクが比較的高い融資 債権を保有する傾向があることが調査で判明していると説明。

「データは厳しくなった規制環境が融資を組成する米国内の銀行に リスクの高い融資債権をバランスシート上で保有し続けることをできな くさせているか、そうする意欲を削いでいる可能性を示唆している」と 話した。同理事の発言内容は講演テキストに基づく。講演では金融政策 や経済の見通しへの言及はなかった。

原題:Fed’s Powell Says New Loan Rules Push Risk From Banks to Funds(抜粋)

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