ブラード総裁:低インフレ、ゼロ金利の正当化には不十分

米セントルイス連銀のブラード総裁 は、低インフレはゼロ近傍の政策金利を正当化するには不十分との認識 を示した。

総裁はセントルイスで、「連邦公開市場委員会(FOMC)は、政 策金利が来年上昇する可能性が高く、その正確なタイミングは今後数四 半期のマクロ経済データに左右されるとの認識を示している」と指摘。 「低いインフレ率は正常な水準をやや下回る政策金利を示唆する可能性 がある一方、低インフレの効果はゼロ金利制約の中にとどまることを正 当化するほど大きくはない」と続けた。

ブラード総裁は、「欧州での低インフレや原油値下がりといった世 界的要因により、米国のインフレが一時的に抑えられている可能性があ る」と述べた。

さらに市場に基づくインフレ期待の指標はここ数カ月、低水準に落 ち込んでいたが、10月半ば以降は回復してきていると指摘。また「テー ラー・ルール」などの政策指針では低インフレの状況でもゼロ金利を提 唱していないと説明した。

総裁は「FOMCはこれまでゼロ金利政策から離れておらず、そう した意味でFOMCは既に相当な辛抱強さを見せている」と述べた。

原題:Bullard Says Low Inflation Not Enough to Justify Zero Rates(抜粋)

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