生身のトレーダー敗者にならない第3の道-電子取引と共存可能

生身のトレーダーとコンピューター システムは債券市場で生き残りを懸けて争っているが、リクイディテ ィ・ファイナンスによれば、敗者を出さない第3の道が存在する。

ロンドンを拠点とするリクイディティは、電子トレーディングシス テムと電話の両方で顧客の取引に対応し、2013年9月に米国オフィスを 開設後、セールススタッフを倍に増やした。債券トレーディングビジネ スには多くのブローカーが09年以降参入し、競争がますます激しくなっ ているが、リクイディティはユニークな技術で優位に立とうとしてい る。

債券売買の仲介は電話の会話や電子メールを通じて伝統的に行われ てきたが、自己資金による投資家からの大口購入にブローカーが消極的 となり、コンピュータープラットホームへの移行が加速している。新興 国のソブリン債と社債に力を入れるリクイディティは、この2つの両立 を目指している。

一部の取引プラットホームは、ディーラーが投資家ないし他の銀行 と取引する機能しかないが、リクイディティのシステムでは、アセット マネジャーと銀行が匿名でオークションに同時に参加することも可能。 買い手と売り手のマッチングを同社のセールススタッフが電話で助ける こともある。

ゴールドマン・サックス・グループで中南米クレジットトレーディ ング責任者を務めたロバート・マクドナルド氏と共にリクイディティの 米国オフィスを統括するダン・マリノー氏は、「われわれは生身の人間 同士の関係とテクノロジーを融合したいと考えている。それが最もうま くできるブローカーが最後に勝つだろう」と話している。

原題:Human Bond Traders to Coexist With Machines in Firm’s Plan (1)(抜粋)

--取材協力:Hugh Son.

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