【今日のチャート】ウォン売り介入か-トヨタと現代自に明暗

韓国通貨ウォンが円に対し6年ぶり 高値となり、韓国最大の自動車メーカーの現代自動車の株価が打撃を受 ける一方、トヨタ自動車株は上昇している。このため韓国銀行(中央銀 行)がウォン安を目指して介入するとの観測が高まっている。

今日のチャートは、安倍晋三首相が2012年12月に首相に返り咲く前 の月に当たる同年11月以降、現代自の株価(水色の折れ線)は21%下 落、これに対してトヨタの株価(赤の折れ線)がほぼ2倍に上昇したこ とを示す。ウォンは過去2年間で45%上昇し、今月3日には1円=9.39 ウォンと2008年8月以来の高値を付けた。

ジェフリーズ・インターナショナルの為替戦略責任者ジョナサン・ ウェッブ氏(ロンドン在勤)は13日のインタビューで、「韓国銀行は競 争力の一段の低下を望まずウォン安誘導を図るだろう」との見通しを示 した。「トヨタと現代自の株価の対比は大きなインパクトがある」と述 べ、ウォン売り・ドル買いを推奨した。

日本銀行の2週間前の追加緩和決定を受けて円安が進む中、韓国銀 行の李柱烈総裁は13日、政策金利を4年ぶり低水準の2%に据え置くと 発表した上で、韓国の輸出業者への圧力が増しており、自動車と鉄鋼メ ーカーが打撃を受ける可能性があると指摘した。野村ホールディングス は来年1月と4月に利下げが行われ、政策金利は過去最低の1.5%とな ると予想している。

原題:Won Intervention Seen as Toyota Beats Hyundai: Chart of the Day(抜粋)

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