逆張り投資家、原油価格の回復見込む投資増やし続ける

逆張り投資家にとって原油の底値を 予想するのは難しく、多くの投資資金をつぎ込むことになる。しかし、 彼らを止めることはできない。

原油価格連動型上場投資信託(ETF)への10月の資金流入額は2 年ぶりの高水準に達したが、11月は10月の2倍のペースで増加してい る。ブルームバーグが集計した取引所のデータによれば、米国の4大原 油価格連動型上場取引型金融商品(ETP)の発行済み口数は12日時点 で計7050万口と、2013年5月以来の高水準。需要急増により今月は1日 平均100万口を超えるETFが発行された。

投資家がETFの持ち高を増やし始めた10月初め以降、原油価格は 大幅に下落。米国の指標原油であるWTI(ウェスト・テキサス・イン ターミディエート)はこの間に15%下落している。米国の原油生産が増 加する一方、世界の需要の伸びの鈍化で供給が過剰となったため価格は 今年のピークに達した6月以降、28%下げている。

ETFデータベースのアナリスト、ストヤン・ボジノフ氏(シカゴ 在勤)は「価格のモメンタム(勢い)は依然としてネガティブだが、購 入している者もいる」と指摘。「彼らは見通しを誤り価格の反転を望ん でいるか、あるいは他の市場関係者が皆、依然として売却しているとき にポジションを積んでいるかのどちらかだ」と述べた。

原題:Cash-Burning Bets on Oil Rebound Keep Surging in ETF Market (4)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE