住友鉱社長:チリ銅鉱山の商業生産2-3カ月遅れ

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住友金属鉱山の中里佳明社長は14日 に都内で開催した投資家向け説明会で、チリの銅鉱山開発事業の商業生 産開始時期が従来予定の年内から2-3カ月遅れそうとの見通しを示し た。一部装置の試運転に時間を要しているのが原因という。

対象となる銅鉱山はシエラゴルダ事業。住友鉱が31.5%、住友商事 が13.5%出資しており、ポーランド銅公社(KGHM)が55%で主導す る案件。銅鉱石とともに産出するモリブデン回収装置の試運転の遅れが 原因としている。

中里社長は、シエラゴルダでは1カ月の商業生産の遅れで事業全体 で数十億円規模の損失が発生するとし、「大事なことは早期の立ち上 げ。まず立ち上げることに集中することを強くパートナーに主張してい る」と述べた。来年2月から4月ごろの商業生産開始を見込む。

シエラゴルダでは銅鉱石生産量を2015年に年間11万トン(地金ベー ス)、その後22万トンにまで拡大する計画。住友鉱は21年度に自社の持 ち分ベースの銅生産量を、現在の年間12万-13万トンから30万トンに拡 大する方針を掲げている。シエラゴルダは目標達成に向けた主要事業の 一つ。

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