米国株:ほぼ変わらず、決算や買収観測が支援-石油株は安い

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米株式相場はほぼ変わらず。小型株 やエネルギー株が下げた一方、予想を上回るウォルマート・ストアーズ の決算や買収観測が支援材料となった。

ウォルマートは4.7%上昇し、最高値を更新した。油田サービスの ベーカー・ヒューズは15%高。ハリバートンが同社買収に向けて交渉し ていると、事情に詳しい関係者が明らかにした。ドリームワークス・ア ニメーションSKGは14%高。玩具メーカーの米ハズブロがドリームワ ークス買収で交渉しているとの報道を受けて買いが集まった。

一方、原油安を背景にエクソンモービルなどエネルギー株が安い。 S&P500種株価指数の構成銘柄ではマイクロソフトがエクソンを抜い て時価総額2位となった。

S&P500種株価指数は前日比0.1%上昇して2039.33で終了。最高 値にあと1ポイント未満に迫った。ダウ工業株30種平均は40.59ドル (0.2%)高の17652.79ドルと最高値を更新した。ウォルマートとシス コシステムズがけん引した。小型株で構成するラッセル2000指数 は0.9%安と、7日ぶりに下げた。

シェーファーズ・インベストメント・リサーチのシニア株式アナリ スト、ジョー・ベル氏は「10月後半から11月にかけて非常に大きな上昇 局面となったが、最近は勢いがやや鈍化している。価格という面では一 服してもおかしくない」と述べた。

ラッセル2000

最近の勝ち組にこの日は売りが出た。ラッセル2000指数は前日まで の1カ月間に13%上昇し、2009年8月以来の大幅高となっていた。

先週の米失業保険申請件数は前週比で増加し、伸びは予想を上回っ た。

ハンティントン・アセット・アドバイザーズ(シンシナティ)で18 億ドル相当の運用を手掛けるファンドマネジャー、ピーター・ソレンテ ィーノ氏は「今の市場は方向感を探ろうとして浮動している。投資家を 活気づける材料もなれば、これ以上不安にさせる材料もない」と述べ た。

S&P500種の10セクターのうち4セクターが上昇。通信サービス 株は0.7%、選択的消費株は0.6%それぞれ上げた。

ウォルマートは4.7%高の82.94ドル。ダウ平均の構成銘柄で値上が り率首位となった。米国の既存店売上高は7四半期ぶりに増加した。

「小売り銘柄が良好な反応」

シェーファーズのベル氏は「小売り銘柄が業績に良好な反応を示し たことはプラス材料の一つだ。今回の決算発表シーズンを前に選択的消 費銘柄の多くへの期待は低かったが、前日にはメーシーズ、この日はウ ォルマートから前向きな結果が出た」と話した。

S&P500種の情報技術(IT)株指数は0.6%、ナスダック100指 数は0.4%それぞれ上昇した。

シスコは2.3%高の25.68ドル。売上高見通しはアナリスト予想に届 かなかった。

原油売りが続き、エネルギー株指数は1.3%下落。同指数は6月23 日に最高値を付けた後、15%下げている。

原題:U.S. Stocks Little Changed as Wal-Mart, Deals Offset Energy Rout(抜粋)

--取材協力:Jonathan Morgan、Joseph Ciolli、Lu Wang.

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