中国、証取接続は債券にも追い風-QFII経由で資金流入へ

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中国は上海と香港の証券取引所の相 互株式注文取り次ぎプログラムを通じ、外国人投資家に対し中国本土の 株式への参加を前例のない規模で認める方針だ。JPモルガン・チェー スはこの証取接続の恩恵を受けそうにない債券市場に目を向けている。

債券は同プログラムの対象外だが、適格外国機関投資家 (QFII)制度ですでに本土株式・債券への投資が認められている運 用担当者は相互取り次ぎの導入で上海株を購入する別ルートを確保する ことになる。これにより640億ドル(約7兆4000億円)の投資枠の一部 が債券市場に振り向けられると、JPモルガンは分析している。

同行のアジア・新興市場担当チーフ株式ストラテジスト、エイドリ アン・モワット氏(香港在勤)は、投資家が「QFIIでの投資を見直 し、投資枠を債券市場に利用することが可能になる」と語った。

プリンシパル・グローバル・インベスターズは、香港の証券会社の 口座で上海株を誰でも購入できるようになる相互乗り入れが17日に開始 されたら、こうした投資の変更を行うことを検討していると説明してい る。

QFIIの投資枠は4兆6400億ドルに上る中国債券市場の2%にも 満たないが、投資家の保有資産調整に伴い鉄道会社や国家開発銀行が発 行した債券が資金を呼び込む可能性があるとドイツ銀行はみている。

原題:China Stock Link Supports Debt Too as QFII Funds Freed (Correct)(抜粋)

--取材協力:Eduard Gismatullin、Kana Nishizawa、Michael Patterson.

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