個別銘柄:Jパワー高い、ニチイ学館急伸、コロプラは急落

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きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

J-POWER(9513):前日比4.1%高の4060円。JPモルガン 証券では投資判断を「中立」から「オーバーウエート」へ引き上げた。 来期以降はタイでの発電事業の寄与により大幅な利益拡大が見込まれ、 株価の水準変化が生じると予想。2015年3月期の連結経常益予想を463 億円から530億円(会社計画450億円)、来期を712億円から716億円に上 方修正した。新たな目標株価は4400円。

ニチイ学館(9792):9.1%高の902円。発行済み株式総数 の12.16%、金額で60億円を上限に自己株を取得すると発表した。取得 期間は13日から15年5月31日。

東洋ゴム工業(5105):7.7%高の1994円。1-9月営業利益は前 年同期比38%増の340億円だった。タイヤ事業の好調が貢献した。立花 証券の林健太郎アナリストは、ほかのタイヤ大手3社の業績が悪化する なか、洋ゴムは文字通りの好決算でインパクトが大きくなった、と電話 取材で指摘した。

コロプラ(3668):12%安の3160円。7-9月営業利益は前四半期 比1.6%減の66億3900万円だった。ジェフリーズ証券では、新ゲーム 「白猫プロジェクト」が売り上げを押し上げた一方、既存ゲームの落ち 込みや予想外の広告費増加が響いたと分析。同営業利益が前四半期比で 減少したことは予想外とした。さらに15年9月期営業利益計画300億円 は、予想通り保守的な水準としている。

太平洋セメント(5233):6.3%安の370円。シティグループ証券で は12日午後に行われた会社側の説明会で、国内需要については4800万ト ンから下振れる可能性を示唆し、今回維持した生産計画などは下振れリ スクを認識していると説明したと指摘。国内値上げについても、値上げ 幅が縮小しそうと説明したとしている。

タカタ(7312):3.3%高の1231円。エアバッグのガス成分を変更 するとロイター通信が報じた。今回の成分変更は継続的な改善の取り組 みの一環であり、変更前の製品に欠陥があったわけではないとしてい る。また、会社側ではエアバッグのテスト結果を隠していないとし、同 社に不利となる疑惑を伝えた今月6日付のニューヨークタイムズ紙の記 事は「事実でない」とした。

ダイキョーニシカワ(4246):11%高の3205円。15年3月期の連結 営業利益見通しを87億円から前期比21%増の96億円に上方修正した。受 注増やコスト低減が貢献する。野村証券では、来期以降も好調なマツダ 向け生産の増加に加え、樹脂部品採用増が見られるダイハツ工向けの拡 販が利益成長をけん引しようと指摘。目標株価を3800円から4100円に引 き上げた。投資判断は「買い」を継続。

ダスキン(4665):2%安の1839円。三菱UFJモルガン・スタン レー証券では投資判断を「中立」から「アンダーウエート」に、目標株 価を1700円から1500円に引き下げた。新商品効果に期待したいが、現状 では来期以降の全体業績をけん引するとは見込みがたいと分析。15年3 月期営業利益予想を68億円から50億円(会社計画52億円)、来期を71億 円から48億円に下方修正した。

富士電機(6504):3.1%高の500円。SMBC日興証券では投資判 断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げた。15年3月期下期 以降も火力発電など注力分野の寄与で業績拡大を予想した。新たな目標 株価は600円。

デジタルガレージ(4819):2.7%高の1809円。岩井コスモ証券で は投資判断を「B+(中立プラス)」から「A(アウトパフォーム)」 へ引き上げた。第1四半期はすべての事業で会社計画を上回るペースと し、15年6月期の営業利益は会社計画45億円を上回る48億円(前期 比84%増)を予想。投資先のクラウドワークスや弁護士ドットコムが新 規上場予定なのも支援材料になるとした。新たな目標株価は2200円。

不二製油(2607):6.4%安の1807円。みずほ証券は投資判断を 「買い」から「中立」に引き下げた。17年3月期に海外主導で営業最高 益の更新を見込む予想は継続するが、期待はおおむね株価に反映された と指摘。目標株価は1980円から2030円に変更した。

クックパッド(2193):6.6%安の3670円。海外で公募増資を実施 し、最大105億円調達すると発表。発行価格は1株3616円。調達資金は 国内外での事業拡大のための投資資金に充当する。株式需給悪化や株主 価値の希薄化が懸念された。

トレンドマイクロ(4704):1.2%安の3695円。1-9月営業利益 は前年同期比13%増の246億円だった。ただ、野村証券の田中誓アナリ ストは、7-9月期売り上げの伸びは強く見えたが、円安効果が大きく 現地通貨ベースでは力不足、営業増益の大部分は経費抑制効果によるも のと電話取材で話した。足元の需要環境では、人件費・ストックオプシ ョン関連の費用が例年増える10-12月は減益になる恐れがあるとも指摘 した。

オンコセラピー・サイエンス(4564):80円(33%)高の319円で ストップ高。3種類のがん特異的ペプチドワクチンの臨床研究結果に関 し、熊本大学が生存期間延長効果などを確認したと13日発表。同研究結 果が米国がん学会が発刊する学術雑誌のウェブ上で公開されたとしてい る。

ビジネスブレイン太田昭和(9658):3.8%高の830円。ジャスダッ クから東証2部へ19日付で市場が変更となる。流動性の向上などが期待 された。

SHIFT(3697):ソフトウエアテスト事業を手掛ける同社が13 日、マザーズ市場に新規上場した。公募価格の1300円に対し買い気配で 始まり、売買初日は公募価格比2.3倍の2990円買い気配のまま取引を終 えた。成長力の高さなどが評価された。

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