富士重社長:北米販売は目標前倒し達成も、16-17年ぐらいに

富士重工業の吉永泰之社長は、2020 年度の世界販売台数目標のうち、北米について16-17年ぐらいに達成可 能になるとの見通しを示した。13日のインタビューで明らかにした。

富士重が5月に発表した中期計画によると、20年度の世界販売 は110万台プラスアルファとした。このうち北米は60万台。吉永社長は 北米販売について、今年54万台程度になる見通しを示し、16-17年ごろ に60万台を達成できる可能性があることを明らかにした。

富士重の重点市場である北米では「フォレスター」などの販売好調 のほか、新型「レガシィ」の投入なども販売拡大に寄与している。米国 では、新型レガシィや「アウトバック」が道路安全保険協会の安全性評 価で最高評価を得ている。

富士重は10月31日の決算発表で、円安などを受けて今年度(2015年 3月期)業績予想を上方修正した。今期連結の世界販売は前期比10%増 の90万9000台の計画、このうち日本は8.3%減に対し、米国が16%増な どとした。

為替相場について、吉永社長は、富士重にとって1ドル=100-105 円ぐらいが望ましいと話した。

富士重の米工場ではトヨタ自動車の車両を受託生産しているが、16 年秋に終了する予定。インディアナ工場(SIA)では年間10万台規模 で「カムリ」を生産している。

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