中国:10月の工業生産と投資、市場予想に届かず-減速感深まる

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中国の10月の工業生産と1-10月の 都市部固定資産投資は共に伸びが市場予想を下回り、景気減速の深まり を示した。政策当局に対して景気刺激策の拡充を求める圧力が高まっ た。

国家統計局が13日発表した10月の工業生産は前年同月比7.7%増。 ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想の中央値は8%増だっ た。10月の小売売上高は同11.5%増。1-10月の都市部固定資産投資は 前年同期比15.9%増と、2001年以来の低い伸びにとどまった。

クレディ・アグリコルのシニアエコノミスト、ダリウス・コワルツ ィク氏(香港在勤)はこの日の指標について、「中国本土の景気への下 押し圧力を浮き彫りにしている」と指摘した。

10月の小売売上高も、ブルームバーグがまとめた予想中央値の前年 同月比11.6%増に届かなかった。1-10月の都市部固定資産投資は市場 では前年同期比16%増が見込まれていた。

統計局が同時に発表した1-10月の不動産開発投資は前年同期 比12.4%増。同期間の不動産販売額は7.9%減、住宅販売額は9.9%減と なった。

クレディ・スイス・グループで日本を除くアジア地域担当チーフエ コノミストを務める陶冬氏(香港在勤)は、工業生産は年内7-8%の 「鈍いペース」の伸びにとどまると予想した。

原題:China Slowdown Deepens With Weakening in Production, Investment(抜粋)

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