伊モンテ・パスキ:10四半期連続赤字-引当金やリストラ費用

イタリア3位の銀行、モンテ・デ イ・パスキ・ディ・シエナ銀行の7-9月(第3四半期)決算は、10四 半期連続の赤字となった。貸倒引当金の増加やリストラ費用が響いた。

証券取引所に12日提出した資料によれば、7-9月期の純損失は7 億9670万ユーロ(約1100億円)と、前年同期の1億3860万ユーロから拡 大した。労働組合と8月に合意した人員削減に関連して3億1800万ユー ロの一時費用を計上した。

モンテ・パスキは欧州中央銀行(ECB)による130行を対象とし た包括的審査を通過できなかった25行では最大の資本不足が指摘され た。ファブリツィオ・ビオラ最高経営責任者(CEO)は同日のアナリ ストとの電話会議で、ECBの審査を受けて「貸付債権の分類と評価に 適用される手法やパラメーター」を見直していることを明らかにした。

貸倒引当金は12億6000万ユーロと、前年同期の5億1100万ユーロか ら増加。7-9月期に計上した引当金約7億9000万ユーロはECBが審 査した貸付債権に関連する。ビオラCEOによると、今年1-6月期に は約7億ユーロ、7-9月期には19億ユーロの貸付債権を不良債権に分 類した。

原題:Paschi Posts Its 10th Straight Loss on Provisions, Staff Cuts(抜粋)

--取材協力:Gaurav Panchal.

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