中国の習国家主席、経済改革では「C」評価-エコノミスト

中国の習近平国家主席は1年前、同 国経済において市場に「決定的」役割を与える計画を盛り込んだ政策方 針を発表したが、その進展具合に関して同国政府は「C」と評価されて いることがエコノミスト調査で分かった。

調査結果によると、中央政府による税制見直しや地方との調整が進 む財政政策の前進についてはエコノミストは好印象を示した。一方で、 金融自由化や農村の土地政策、国有企業の所有構造の見直し措置に関す る進ちょく状況は期待に届かなかった。

中国指導部は昨年11月の共産党第18期中央委員会第3回総会(3中 総会)閉幕後、農業従事者の土地に関する権利拡大と一人っ子政策の緩 和、国有企業への民間投資の促進を約束。戸籍制度や国有企業、環境規 制の改革も発表した。

UBSのエコノミストらは先週公表した2015-16年の中国経済見通 しで、「3中総会後の改革はこれまでのところ当社の予想におおむね沿 って進展している」と指摘。その上で「今後2年では、体系立てられた 『法治』への前進や不動産市場低迷による悪影響の持続に伴い、経済改 革を加速させる余地が広がり、その圧力が高まると予想される」と述べ た。

中国国家発展改革委員会(発改委)と中国人民銀行(中央銀行) に11日にエコノミストの評価に関するコメントを求めてファクスを送っ たが現時点では返答はない。

ブルームバーグは習主席の主要な改革の一部に関する進ちょく状況 に関して回答者に「A」から「F」までの評価を要請。「A」は非常に 有効、「B」は期待を上回る、「C」は期待並み、「D」は期待を下回 る、「F」は落第を意味する。調査にはエコノミスト15人が参加した。

原題:Xi Gets a ‘C’ in Report Card on Economic Program, Economists Say(抜粋)

--取材協力:Xiaoqing Pi.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE