S&P500種、世界でも際立つ上昇ペース-50日移動平均と比較

米国株が先月付けた半年ぶりの安値 から戻してきたスピードは、世界の他の株式市場を引き離している。

株価の勢いを測るチャート分析を活用した比較によると、S& P500種株価指数を追跡する上場投資信託(ETF)はその50日移動平 均を3.6%上回っている。調査・投資会社べスポーク・インベストメン ト・グループとブルームバーグがまとめたデータで示された。移動平均 に対する上乗せ幅は、米取引所上場で規模が大きい30カ国のETFの中 で最大で、次に続く南アフリカ共和国のETFの約2倍だ。

S&P500種は10月15日以降に9.5%上昇。米経済は海外の景気減速 や米連邦準備制度理事会(FRB)の緩和解除を乗り切れるとの観測が 市場に広がった。日本が前例のない刺激策を発表し、欧州中央銀行 (ECB)のドラギ総裁がデフレ阻止に向け必要に応じて追加措置を講 じると表明したにもかかわらず、米国株は最も大きな伸びとなってい る。

FBNセキュリティーズのチーフ・マーケット・テクニシャン、 JC・オハラ氏は電話インタビューで、「急激な値上がりとなってお り、海外から米国に資金が流れ込んでいる。世界全体も上昇基調にあっ たが、米国のパフォーマンスは間違いなくそれを上回った」と語った。

SPDR・S&P500ETFトラストはニューヨーク時間午後4時 現在、0.1%上昇して204.18。50日移動平均(197.18)を3.6%上回って いる。「iシェアーズMSCI南アフリカETF」は1%上昇の67.87 で、移動平均に対する上乗せ幅は約1.8%。

原題:S&P 500 Leaving World Behind as Gap to Moving Average Hits

3.6%(抜粋)

--取材協力:Oliver Renick.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE