米シスコシステムズ:11-1月の利益見通し、市場予想下回る

更新日時

米シスコシステムズが示した2014 年11月-15年1月(第2四半期)の利益と売上高の見通しはアナリスト 予想を下回った。通信会社などの顧客によるネットワーク機器への投資 が鈍化しているためだ。

11-1月期の利益見通しは一部項目を除いたベースで1株当たり50 -52セントと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の53セン トに届かなかった。売上高は4-7%増となる見通し。アナリスト予想 では8%増収が見込まれていた。

シスコはネットワーク機器業界で支配的な地位にあるが、同業界が ソフトウエア主導の機器に移行する中で苦戦を強いられている。8月に は6000人を削減する計画を発表、売上高が横ばいまたは微増ににとどま るとの見通しを示した。ジョン・チェンバース最高経営責任者 (CEO)は後任に経営のかじ取りを委ねる前にシスコを改革しようと 取り組んでいる。

チェンバースCEOは電話会議で、大手電話2、3社が「発注を劇 的に減らした」ことを明らかにし、さらに落ち込む恐れがあるため同四 半期の見通しを控えめに見積もっていると説明した。

シスコは、フランク・カルデロニ最高財務責任者(CFO)が来年 1月1日付で退任することも発表した。後任にはビジネス・テクノロジ ーおよびオペレーションズ・ファイナンス担当上級副社長のケリー・ク レーマー氏を起用する。

8-10月(第1四半期)決算では一部項目を除く利益が1株当た り54セントと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の1株当 たり53セントを上回った。売上高は1.3%増の122億ドル(約1兆4100億 円)と、アナリストの予想と一致した。

シスコの株価は時間外取引で一時2.5%下落。ニューヨーク市場で の通常取引の終値は25.11ドルだった。年初来では12%上昇している。

原題:Cisco’s Second-Quarter Profit Forecast Misses Estimates (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE