アジアのマクロファンド、10月は米ベテラン運用者上回る成績

アジアに注目するマクロ戦略型ヘッ ジファンドが10月にポール・チューダー・ジョーンズ氏やレイ・ダリオ 氏ら米国のベテラン運用者をしのぐ成績を上げた。

クオンテッジ・キャピタルやダイモン・アジア・キャピタル(シン ガポール)、シティ・ファイナンシャル・インベストメント・カンパニ ー(香港)が株式や債券、通貨、商品市場のトレンドに基づき運用する これらのファンドはいずれも10月に2%を超えるリターンを記録。一方 で、ダリオ氏率いるブリッジウォーター・アソシエーツや、フォートレ ス・インベストメント・グループ、ジョーンズ氏率いるチューダー・イ ンベストメントは株式・クレジット市場が大きく揺れたことから損失を 出した。

アジアのマクロ型ファンドの運用者が10月に健闘したのは、米金利 に影響を受ける証券の保有が比較的少なかったためだ。10月前半の市場 の混乱を乗り越えることができたファンドは月後半に通貨・株式市場が 有利に動いたことで恩恵を受けたと、GAMホールディングの資金運用 担当者アンソニー・ローラー氏は分析した。

ローラー氏は「金利取引に重点を置いていた多くのマクロ型運用者 は米国債相場の10月15日の急騰と10月のボラティリティの高まりで打撃 を受けた」と述べ、「アジアの少数の運用者などが10月に比較的好調だ ったのは、通貨と株価指数をより重視した資産配分だったことが背景に ある」と指摘した。

原題:Asia Macro Hedge Funds Beat Bridgewater, Tudor in October (1)(抜粋)

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