ブラジル株:ボベスパは続落-投資判断引き下げのヴァーレ安い

11日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が続落。シティグループが鉄鉱石生産で世界最大手ヴァ ーレの株式について売りを勧めたことが響いた。

ヴァーレは3.7%下落し、2006年以来の安値。アレックス・ハッキ ング氏率いるシティグループのアナリストは鉄鉱石価格が下落するとの 見方から、ヴァーレの投資判断を「ニュートラル」から「セル」に引き 下げた。一方、航空機メーカーのエンブラエルは3.2%上昇。ブラジル 議会の委員会は国内線を運航する航空各社に助成金を交付する案を承認 し、エンブラエルの売上高見通しが上向いた。

ボベスパ指数は前日比0.5%安の52474.27で終了。指数を構成す る70銘柄のうち37銘柄が下落した。通貨レアルは0.2%安の1ドル =2.5563レアル。

証券会社ギジ・インベスチメントスのアナリスト、ルイス・グスタ ボ・ペレイラ氏はサンパウロで電話取材に応じ、「商品相場の見通しは 極めて不透明で、ヴァーレなど商品関連株の重しになっている」と指 摘。「ヴァーレは経営がしっかりしている企業だが、マクロ的な環境は 同社にとって好ましい状況ではない」と述べた。

原題:Ibovespa Falls as Vale Sinks After Citigroup Recommends Selling(抜粋)

--取材協力:Denyse Godoy.

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