米国株:ほぼ変わらず、主要株価指数は連日の最高値更新

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11日の米国株市場では主要株価指数 は最高値を更新した。S&P500種株価指数は5日続伸。住宅建設株が 買いを集め、工業株の下げを補った。

住宅建設のD.R.ホートンは上昇。同社第4四半期の利益が増加 したほか、受注も大幅に拡大した。6営業日続伸後していた電子商取引 のアリババは反落。ケーブルテレビ(CATV)事業者のタイム・ワー ナー・ケーブルやケーブルビジョン・システムズはいずれも下落。オバ マ米大統領が前日、開かれたインターネットを維持するため、「可能な 限り強力な規則」を設けるべきだと訴えた。

S&P500種株価指数は前日比0.1%上昇して2039.68で終了。ダウ 工業株30種平均は1.16ドル高の17614.90ドル。

ミラー・タバクの株式ストラテジスト、マット・メイリー氏は「こ の日は債券市場が休場だったので、かなり活気が抑えられた」と述べ た。「5営業日続伸は夏以来なかった」と続けた。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数 (VIX)は過去4日間で13%低下した。この日は2%上昇した。

コーエン氏の見解

ゴールドマン・サックス・グローバル・マーケッツ・インスティテ ュートのプレジデント、アビー・ジョゼフ・コーエン氏はブルームバー グのインタビューで、S&P500種が1年後には2150に上昇するとの見 方を示した。

コーエン氏は「基本的には景気の見通しに基づく見解だ。経済は 3%で成長し、S&P500種採用企業の増益率は1けた台後半という予 想を基にしている」と述べた。

S&P500種採用企業のうち、ウォルマート・ストアーズやバイア コムなどは今週決算を発表する。ブルームバーグがまとめたデータによ ると、四半期決算をすでに発表したS&P500種の構成企業の80%で、 利益がアナリスト予想を上回った。 売上高が市場予想を上回ったの は60%となっている。

S&P500種業種別10指数では5指数が上昇した。S&Pの住宅建 設株価指数は2.4%高。4日続伸した。D.R.ホートンは2.2%上昇。 四半期の受注が38%増加した。

タイム・ワーナー・ケーブルが下落

タイム・ワーナー・ケーブルは1.3%下落。ケーブルビジョン は2.7%下げた。オバマ大統領は、料金に応じてインターネットの速度 で差別するいわゆるファストレーン(追い越し車線)に言及し、「料金 に応じた差別化を明確に禁じるよう要請する」と述べ、高速インターネ ットサービスを規制する必要があるとの見解を示した。

ジュニパー・ネットワークスは5.7%安。シェイガン・ケラドピル 最高経営責任者(CEO)が就任から1年足らずで退任した。同社取締 役会は顧客交渉に関する同CEOの行動について調査している。

アリババは3.9%安。同社は11日の「光棍節」(独身者の日)に実 施したバーゲンセールで約93億ドルの売り上げを記録した。

原題:U.S. Equities Extend All-Time Highs With Fifth Day of Advances(抜粋)

--取材協力:Sofia Horta e Costa.

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