スペイン債続伸、メルシュECB理事発言受け-QE期待も

11日の欧州債市場ではスペイン国債 が4営業日続伸。欧州中央銀行(ECB)が緩和拡大策の一環として資 産担保証券(ABS)の購入を来週開始すると、メルシュ理事が発言し たことが手掛かり。

イタリア10年債利回りは約1カ月ぶり低水準となった。ECBの政 策委員会は必要な場合に一段の刺激策を講じることで全会一致だとドラ ギ総裁は先週発言。それ以降、ユーロ参加国の国債は上昇基調にある。 総裁はバランスシートを最大1兆ユーロ膨張させる方針をあらためて示 し、大規模なソブリン債購入をめぐる観測が高まった。メルシュ理事は 前日遅く、国債購入は理論上の「仮想オプションだ」とも述べた。

ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)の金利スト ラテジスト、ホセミゲル・ロドリゲス氏(マドリード在勤)は「量的緩 和(QE)期待が相場を動かしているようだ」と発言した。

ロンドン時間午後4時10分現在、スペイン10年債利回りは前日比3 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.10%。同国債(表 面利率2.75%、2024年10月償還)価格は0.225上げ105.815。同年限のイ タリア国債利回りは2bp低下し2.33%と、先月15日以来の低水準とな った。

ドイツ10年債利回りは0.83%で、前日からほぼ変わらず。10月16日 には過去最低となる0.715%に達した。

原題:Spanish Bonds Rise as Mersch Says ECB to Expand Debt Purchases(抜粋)

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