アジア・太平洋株式サマリー:上海指数反落-香港、印株上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

中国株式相場は下落。上海総合指数が約3年ぶりの高値から反落し た。銀行株が上げたものの、中型株の下げの影響が大きかった。上海証 券取引所の売買代金は過去最高に膨らんだ。

中型株の指標、SSE380指数は2.7%安と、2カ月ぶりの大幅な下 げ。内蒙古北方重型汽車(600262 CH)と上海華東電脳(600850 CH)は 値幅制限いっぱいの10%安。両銘柄は先週、上場来高値で引けていた。 小型株とテクノロジー株も下げた。一方、中国銀行(601988 CH) は10%上げ、中国農業銀行(601288 CH)は5.5%上昇した。

上海総合指数は前日比0.2%安の2469.67で終了。前日は上海と香港 の証券取引所の相互注文取り次ぎが17日に開始するとの発表を受 け、2.3%上昇していた。CSI300指数は前日比0.3%安。

海通証券の陳瑞明ストラテジストは「きょうは中型株から資金が流 出している」と指摘。「金融株など優良株は上昇している。証取接続が 取引需要を引き起こしたため、取引高は大きい」と述べた。

香港市場でハンセン中国企業株(H株)指数は0.3%高。一時 は1.5%上昇していた。ハンセン指数も0.3%高で引けた。

【インド株式市況】

インド株式市場で指標のS&Pセンセックス指数が続伸。モディ首 相による前週末の内閣改造で経済改革がさらに前進するとの期待が高ま り、海外勢によるインド株保有が拡大した。

スポーツ型多目的車(SUV)とトラクター製造でインド最大手の マヒンドラ・アンド・マヒンドラは5営業日ぶりに上昇。同社はトラク ターを値上げした。インドガス公社(GAIL)は約1週間ぶりの大幅 高。四半期決算発表を12日に控えたタタ・スチールは1週間ぶり高値で 引けた。

ムンバイ市場のセンセックス指数は前日比0.1%高の27910.06で終 了。日中には終値ベースの最高値を上回る場面もあった。海外勢による 今月のインド株買い越し額は8億9200万ドル。原油相場の下落がインフ レを抑制する中、インド準備銀行(中央銀行)が政策金利を引き下げる との期待が強まった。

ミラエ・アセット・グローバル・インベストメンツ・インディア (ムンバイ)の株式部門責任者、ニーレシュ・スラナ氏はブルームバー グTVインディアに対し、「ビジネス重視の政府と原油下落が財政赤字 とインフレに関する懸念を和らげた」と語った。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比6.86ポイント(0.1%)安 の5517.10。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比4.77ポイント(0.2%)高の1963.00。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比15.84ポイント(0.2%)安の9034.14。

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