鉄鉱石下落は来年も続く、世界の供給過剰増加で-ANZ予想

世界の供給過剰が2倍以上に膨らむ ため鉄鉱石価格は来年も下落するとの見通しを、オーストラリア・ニュ ージーランド銀行(ANZ)が示した。同行は2017年にかけての価格予 想を引き下げた。

商品調査担当責任者のマーク・パーバン氏は10日付リポートで、鉄 鉱石の来年の価格が1トン当たり平均78ドルになるとの見通しを示し、 従来予想の101ドルから下方修正した。16年の見通しについては95ドル から85ドルに、17年は94ドルから89ドルに、それぞれ引き下げた。70ド ルを割り込むことはないものの、再び100ドルを上回る水準まで回復す る可能性は低いと見込んでいる。

パーバン氏はリポートで、「鉄鉱石のパーティー(活況)は終わっ た。需要の状況は予想以上に厳しい」と指摘。世界の供給過剰は来 年5600万トンと、今年の2000万トンから膨らむと予測している。

原題:Iron Ore Seen Extending Slump by ANZ as Global Glut Doubles (2)(抜粋)

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