為替操作調査で初の制裁金、米英スイスが12日発表も-関係者

外国為替市場の指標レート操作の調 査を進めている米国と英国、スイスの金融監督当局は12日、最初となる 制裁金を少なくとも金融機関6行に科す方向で準備している。事情に詳 しい複数の関係者が明らかにした。

市場監督機関である英金融行動監視機構(FCA)とスイス金融市 場監督庁(FINMA)は12日午前に制裁金支払いを命じる計画だ。協 議が非公開であることを理由に関係者が匿名で語った。米商品先物取引 委員会(CFTC)と米通貨監督庁(OCC)も12日に制裁金について 発表する可能性があるという。

関係者によれば、バークレイズとシティグループ、HSBCホール ディングス、JPモルガン・チェース、ロイヤル・バンク・オブ・スコ ットランド・グループ(RBS)、UBSには恐らくシステムと管理の 不備を理由にFCAからそれぞれ2億2500万-2億5000万ポンド (約410億-460億円)の制裁金が科される見通し。

各行の広報担当者とFINMAの報道官はコメントを控えた。 FCAの担当者からはコメントを求める電話に返答がない。関係者は、 発表のタイミングはなお流動的なもようだとしている。

UBSはFINMAからも金銭的な制裁を命じられる見通しだ。 FINMAは不正行為に対して制裁金を科すのではなく、それで得た利 益を押収することしかできない。

関係者の話では、CFTCは操作への関与の度合いに応じて複数の 銀行に約3億ドル(約350億円)前後の制裁金支払いを命じる可能性が ある。具体的に何行が調査決着でCFTCと合意すると考えられるかは 不明。関係者によるとOCCから制裁金を命じられると見込まれている バンク・オブ・アメリカ(BOA)は先週、法務費用として新たに4億 ドルを確保した。

原題:First Fines in Currency-Manipulation Probe Said to Come Tomorrow(抜粋)

--取材協力:Liam Vaughan、Elena Logutenkova、Hugo Miller.

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