アリババ、11日の「独身者の日」国際化狙う-取引額前年超え

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中国の電子商取引会社アリババ・グ ループ・ホールディングはさほど知られていない11月11日の「光棍節」 (独身者の日)を同国最大の買い物イベントに変えた。同社はこのイベ ントの成功を、カルバン・クラインやブルー・ナイルといった海外ブラ ンドを活用して国際化することを目指している。

11日のイベントに初めて参加する海外企業はコストコ・ホールセー ルやオリジンズ・ナチュラル・リソーシズ、アメリカン・イーグル・ア ウトフィッターズなど。アリババは独身者の日のプロモーション開始 後14時間弱で総取引額が362億元(約6800億円)余りに達し、昨年の記 録を塗り替えたことを明らかにした。

2カ月近く前に米国で新規株式公開(IPO)を実施したアリババ は、多数のブランドを利用して海外企業や消費者を引き付け、昨年は米 国の感謝祭後の月曜日「サイバーマンデー」の3倍近い売り上げを記 録。買い物客を引き付けるため天猫Tmallなどの同社サイトで大幅 値下げを実施しており、コンサルティング会社の奥美上海の試算では、 今年は500億元を超える可能性がある。

奥美上海のマネジングディレクター、アレン・シュー氏は「11月11 日はアリババにとって重要な一里塚だ。同社はこのフェスティバルを利 用し、中国でビジネスと消費者を結ぶ電子商取引業者として支配的立場 を築いた。アリババはIPOを通じ、このブランドを国際化する野心を 抱いている」と指摘した。

アリババによると、北京時間午後1時31分(日本時間同2時31分) 現在、総取引額は362億元。これは米国の2013年の感謝祭からサイバー マンデーまでのオンライン販売の52億9000万ドル(約6100億円)を上回 る。

中国共産党機関紙、人民日報によれば、中国の独身者の日は1990年 代に同国の学生らが「1」が並ぶ11月11日を独身者の日としたことが始 まりとされる。

原題:Alibaba Goes Global as Record Singles Day Sales Top $5.9 Billion(抜粋)

--取材協力:Bonnie Cao.

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