アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株上昇-印株ほぼ横ばい

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

中国本土と香港の株式相場は上昇。上海と香港の証券取引所の相互 注文取り次ぎが1週間後に始まると当局が声明で公表したことを好感し た。中国人民元もドルに対して上げた。

香港の取引で香港取引所(388 HK)は4.6%高と、4月以来の大幅 高となった。レノボ・グループ(聯想集団、992 HK)は本土市場に上場 していない香港上場の中国企業株の上げを主導した。

本土市場では中国建築(601668 CH)が10%高。政府が総額1130億 ドル(約13兆円)の空港・鉄道プロジェクトを承認したほか、習近平国 家主席が地方の輸送網への投資を増強する方針を示した。

上海総合指数は前週末比2.3%高の2473.67と、2011年11月15日以来 の高値で終了。CSI300指数は2.5%高。

香港のハンセン指数は0.8%高の23744.70。ハンセン中国企業株 (H株)指数は0.7%高。

精熙投資管理の王征最高投資責任者(CIO、上海在勤)は、「今 回の発表によって相場が押し上げられるだろう。大変待ち望まれていた からだ」と指摘。「市場は資金流入を期待している。主に恩恵を受けて いるのは証券株だ」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式市場では、鉄道や防衛関連銘柄の上げが目立った。モデ ィ首相の内閣改造で、両セクターへの投資が海外から増え、プロジェク トも迅速に承認されるようになるとの期待が高まった。

鉄道建設のカリンディー・レール・ニルマンは約6カ月ぶりの大幅 上昇となったほか、軍用車製造などを手掛けるBEMLは4カ月ぶり高 値を付けた。一方、インド最大のエンジニアリング会社、ラーセン・ア ンド・トゥブロは続落。四半期売上高がアナスリト予想を下回ったこと が売り材料となった。

ムンバイ市場のS&Pセンセックス指数は前週末比0.1%未満高 の27874.73で終了。5月に発足したモディ政権の初の内閣改造で、21閣 僚が9日に就任宣誓を行った。モディ首相は経済規模でアジア3位のイ ンドの成長促進で海外からの投資呼び込みを目指している。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比25.17ポイント(0.5%)安 の5523.96。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比18.36ポイント(1%)高の1958.23。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比137.36ポイント(1.5%)高の9049.98。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE