みずほ証、大和証Gが九州の地銀統合でアドバイザーに就任

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みずほフィナンシャルグループと 大和証券グループ本社が九州の地銀2行による経営統合でフィナンシャ ルアドバイザー(FA)に起用されたことが分かった。

肥後銀行と鹿児島銀行は10日、経営統合で基本合意した。肥後銀は みずほ証券をFAに起用、今後統合比率などの助言を受ける。同行の西 本憲史文化広報室長が明らかにした。鹿児島銀の山方真一経営企画部・ 部長代理によれば、同行では大和証がアドバイザーを務める。

国内の地銀では経営統合の動きが加速。それに伴い証券会社の間で もM&AのFA獲得をめぐり、競争が繰り広げられている。今月初めに は関東を地盤とする横浜銀行と東日本銀行が「経営統合の可能性につい て検討している」と発表。10月には東京都民銀行と八千代銀行(東京) が持ち株会社、東京TYフィナンシャルグループの下で統合した。

熊本県の肥後銀と、鹿児島銀は2015年10月をめどに共同持ち株会社 を設立する。人口減少などで地方経済に先行き不透明感が広がる中、経 営基盤を拡大する。両行は今後協議を進め、15年3月に株式移転比率な どを決める。発表によれば同年9月には上場を廃止し、その後、持ち株 会社が株式を上場する。

肥後銀と鹿児島銀は、それぞれの県で最大手。統合すれば総資産は 8兆5000億円となる。店舗数は277、従業員数は約4700人で同じ九州地 区では07年に発足したふくおかフィナンシャルグループに次ぐ規模とな り、全国ではトップ10に入る地銀グループが誕生する。

リーグテーブル

ブルームバーグ・データによれば、日本企業関連のM&A助言で は14年はサントリーホールディングスによるビーム社買収を手掛けた三 菱UFJモルガン・スタンレー証券が首位。これに続きクレディ・スイ ス、センタービュー・パートナーズ、野村ホールディングス、SMBC 日興証券、ゴールドマン・サックスが上位を占めている。

14年は金額ベースではクロスボーダーM&Aが中心だったが、件数 では日本企業同士の経営統合などが過半を占めており、この分野では SMBC日興が首位についている。

東京TYFG設立の際はみずほ証が東京都民銀、野村が八千代銀を 助言した。

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