再び響くかECB総裁の戒めの言葉-ユーロ圏がGDP発表へ

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁 の構造改革の必要性を説く戒めの言葉が今週、再び聞こえてきそうだ。

14日に発表される7-9月(第3四半期)の域内総生産(GDP) 統計では、イタリアのリセッション(景気後退)入りが示され、フラン スとドイツ、それにユーロ圏全体は辛うじてプラス成長を維持するとエ コノミストらは予想している。

スペインの7-9月(第3四半期)成長率は0.5%成長とな り、2007年以来で初めて2四半期連続でドイツを上回ることになりそう だ。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の結果によ れば、ユーロ圏の7-9月期GDPは0.1%増となったもようだ。

DZ銀行の首席市場ストラテジスト、ダニエル・レンツ氏(フラン クフルト在勤)は、今週発表のGDP統計は「極めて均一性を欠く結果 となろう。スペインやアイルランドが良い例だが、改革に多く取り組ん だ国は今や比較的良好な状態にある」と述べた。ドラギ総裁は構造改革 の「不十分な進展」が景気の主要な下振れリスクだと指摘している。

原題:Draghi’s Morality Tale Resonates as Euro-Area Recovery Grinds(抜粋)

--取材協力:Ian Wishart、Kristian Siedenburg.

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