バフェット氏のBNSFへの投資、今から見れば割安

米投資・保険会社バークシャー・ハ サウェイのウォーレン・バフェット会長は、鉄道会社BNSFの買収を 発表した当時、向こう1世紀にわたってバークシャーに寄与しそうな事 業には法外な高値でも支払う姿勢を示した。

バフェット氏はPBSで放送された2009年11月のインタビューで、 「このような事業は割安な価格では手に入らない。安くはない」と語っ ていた。

しかし5年が経過し、そうした発言は若干空々しく聞こえる。国内 の石油ブームが追い風となり、BNSFはバフェット氏にとって現金自 動預払機(ATM)のように現金を生み出す存在となっている。当局へ の四半期届出書によると、9月末までにBNSFからバークシャーに支 払われた配当は150億ドル(約1兆7100億円)を超えた。

バフェット氏による買収後、BNSFの年間売上高は57%増え、利 益も38億ドルと2倍余りに拡大した。同社のサービスの遅れや安全性に ついて世間の目は厳しくなっているものの、売上高は伸びている。

バークシャーに関する著書があり、同社の株主でもあるジェフ・マ シューズ氏は、BNSFについて「素晴らしい資産であるため、バフェ ット氏は取得した時にかなり満足したはずだ。保有して以降、価値はひ たすら高まっている」と指摘した。

7-9月(第3四半期)もBNSFの利益は増加した。農業と、石 油を含めた工業関連の輸送による売り上げが伸びた。11月7日の届け出 によると、バークシャーの7-9月期の純利益は46億2000万ドルで、 BNSFはその2割強に貢献した。

原題:Buffett’s $15 Billion in BNSF Dividends Show Railroad Came Cheap(抜粋)

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