投機家の原油買い越し、1年8カ月ぶり低水準

投機家による原油相場上昇を見込む 買い越しは1年8カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。石油輸出国機構 (OPEC)が世界の供給過剰緩和に向けた動きに出る意思はないとの 見方が広がったことが要因。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、資産運用会 社によるWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)原油の 先物とオプションの買越残高は4日終了週に8%減少。買いポジション が少なくとも2013年5月以来の低水準に落ち込む一方、売りポジション は増えた。

ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ(マ サチューセッツ州)のマイケル・リンチ社長は7日の電話インタビュー で「市場はOPECによる何らかの行動を必要としているが、サウジが 取った唯一の行動は米国向け価格の引き下げだ」と指摘。「このため市 場関係者は『これでは希望が持てない』と考えている」と述べた。

原題:Bullish Oil Bets Cut in Sign of Growing OPEC Skepticism: Energy(抜粋)

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